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同窓会会長の挨拶

会長音信 秋田光彦 ―おとづれ160号より

 余寒お見舞い申し上げます。
 始めに石川県、富山県、新潟県他被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
 この数年間地球温暖化が進み、国連WHOでは地球が沸騰していると言っています。本当に昨年は暑すぎました。この暑さを何とか克服し、やっとお正月を迎えたと思ったら1月1日午後4時10 分頃に石川県の能登半島地方に大地震が起きました。その時、私も少しめまいとふらつきが起こりました。
 その日のテレビは地震の放送だけになり、時間が経過すると少しずつ被害状況が伝わってきて、阪神・淡路大震災に匹敵する規模とのことでした。死者も連日増えています。1月31 日現在238名、負傷者1287名、建物の全壊、津波の被害など多くの天災を蒙っておられます。当地では今、混乱状態が続いており、被災地の一刻も早い復興を、また住民が安心して生活が出来るようになります事をお祈りします。

大学について
 大学の経営状況は順調に推移しております。また各種事業は、建設については停滞気味ですが、他の事業は順調です。
 関医タワーも完成して稼働しています。関医タワーホテルには同窓生の宿泊が出来ますのでご利用下さい。また、大学目玉の研究施設である光免疫医学研究所も少しずつ成果が上がっているようです。第5 のがん治療として多くの患者さんに喜ばれる様に、一刻も早く治療できることを期待します。
 そして教育にも一層力を注いでいます。昨年4月より金子一成医学部長・大学院医学研究科長を中心にして「新医学教育改革2023」と銘打って活動されています。多くの成果を期待します。
 また、100周年に向けて更なる発展、そして飛躍を遂げるために、種々事業に取り組まれています。4病院の建物をはじめ設備も充実し、また天満橋クリニック、くずは駅中健康・健診センターとの連携も順調です。診療・教育・研究体制の充実のため、活動的に色々な工夫をし、環境を整え、人材育成をし、素晴らしい大学にすることに努力されています。

同窓会について
 新型コロナウイルス感染症が5類になってからは、学内学外においては様々な事業が始まっています。
全国私立医科大学連絡会(西部会)が昨年9月9日、久留米大学医学部同窓会の担当で行われました。久しぶりの会合により、以前より和やかな開催でした。
 そして、全国私立医科大学連絡会(全国会)は11 月29 日に獨協医科大学担当にて開催され、有意義な一日を過ごしました。
 11 月5日には「オール関西医大ゴルフ会」が開催され、大学側の方々と同窓生が和やかに楽しく行われて、大学との親密度が深まったようです。
 同窓会にとって悲報があります。同窓会監事の田中浩氏㊱が、令和5年10 月15 日に急逝されました。そのために「会則施行細則 第三章第17 条」に則り、理事会の決議で監事の補充を致しました。新監事には、井口和彦氏㊶が就任、任期は今期の残存期間となります。
またもう一人 和田喜代子氏⑭が令和5年12 月25 日に101歳で逝去されました。先生から1億円のご寄付を頂き、研究助成「和田喜代子賞」が設立され、令和6年度は17 回目になります。
 お二方のご冥福をお祈申し上げます
 以上同窓会も順調に事業を遂行中です。
 今年は能登半島地区をはじめとした北陸地方の大震災、その翌日の日航機と海上保安庁の飛行機事故、そして新型コロナとインフルエンザの流行も重なって、全国に被害が広がっています。
 会員の皆様方におかれましても、自然災害に対しての準備を十分にして頂くと同時に、くれぐれも健康にも注意して、日常生活をして頂きますようにお願いいたします。

 以上大学と同窓会の近況報告です。
 今後とも会員の皆様方のご支援、ご協力をお願いいたします。
 そして同窓会員のご健勝とご活躍をお祈りいたします。

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